嫌なこと、全部やめても生きられる。
ツイッターで今年最も注目したのが、レンタルなんもしない人(以下レンタルさん)とプロ奢ラレヤー(以下プロ奢)の2人です。
そうツイッターで呟いたところ、出版関係者が「プロ奢と会ってみませんか?」と声をかけてきました。
”プロ奢に奢る資格”をいくつも満たしている私は早速彼と会ってきました。
レンタルさんとプロ奢の共通点は、SNS時代を象徴する「新しい生き方、新しいビジネス、新しい価値観」を見せてくれるところです。
これが彼らのサービスであり商品なのですが、彼ら自身もまた商品とし成立しているのです。
サービスを提供したり商品を販売するには集客・受注をしなくてはなりません。少し前までなら、それは有料の宣伝に頼ることが多かったのですが、今では誰でもSNSを使い無料で宣伝できるようになりました。
レンタルさんもプロ奢も商品は自分自身ですから、在庫も設備投資も必要ありません。生きているだけでいいのです。
そこから「お金を払ってでも会ってみたい」と思わせるのが重要なのですが、彼らはそれさえツイッターで難なくこなします。
プロモーションから受注・販売までツイッターで完結するところが正にSNS時代を象徴していますね。
さて、そんなプロ奢の本を献本頂きましたので早速読んでみました。正直言って面白かったです。おそらくプロ奢は経済学を学んでいたのではないかと思います。信用と価値の創造についての考察も経済学の基礎を理解していることが分かります。
いかにして無価値と思われているモノに価値を持たせるか?いかにしてお金の使用価値を最大限にするか?という思考がとても興味深かったです。とても分かりやすい哲学的な経済書にカテゴライズしました。
「定住と猫は安心感を生み出す」
ここに真理を見ました。
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